トランスコスモス 技術研究所

業務の効率化・自動化、コストカットなどの課題を技術で解決。 AI、ML、ビックデータ、RPAの設計・活用・運用はご相談ください。 APIサービス、ウェブサービスの構築とサービス提供もいたしております。

ネット広告を活用した集客① インターネット広告

ECの売上を伸ばす際に重要な集客、その上で必要となってくる広告。TVから折込まで幅広くあるそのジャンルの中でインターネット広告について、まずは一から立ち戻って、広くその特徴からご説明します。

ネット広告を活用した集客① インターネット広告

03/18/2019

 

はじめまして。研究員のタミトです。

前回の「本店サイトとモール店サイトの違い」に続き、ECサイトの運営、その中でも売上を伸ばす上で重要な集客、広告の利用についてお話をできればと思います。

一口に広告といっても例えばTVや新聞などといった俗に申します「マス広告」が一番に思い浮かぶ方も多いかと思いますが、昨今は価格が安くなったとは言われているものの、例えばTVCMでも番組は特定せずに時間帯だけを指定してランダムにCMを流すスポットCMを関東のキー局で放送しようとすれば15秒の物を1回流すだけで50~100万円が必要と言われています。

これは1回あたり枠の料金になり、何回も放送するとなれば回数分の料金がかかりますし、例えばタレントを起用する、CGやアニメーションを作成するなどすれば、制作費として更にその費用が必要になってきますので、最終的な費用は数千万単位に及ぶことから、まだまだ手を出しづらいというのが現状です。

※2019年3月現在ラクスル社などから、お求めやすいパッケージを提供するサービスも出現。

他にも折込やティッシュ配布など様々なものが広告のジャンルとして存在しますが、ECの場合、店舗がインターネット上に存在しますので、どうしてもお客様の姿が見えませんので、チラシを持っているかなどの確認ができないことから、広告による効果があったのかどうかを判定する事がどうしても難しくなります。

そのため、きちんと費用対効果を追い、効率化をしていくのであれば、やはりインターネット広告の利用も検討してく必要が出てくると言わざるを得ません。

そのインターネット広告について、まずは他のジャンルと比較をしてどんな特徴があるのかを今回はご説明したいと思います。


①少額の費用から始められる

先日のD2C、CCI、電通3社の調査発表の通り、運用型の広告サービスが増え、年間1兆円を超えた現在、極端な話としては、1円からを始めることができるサービスも存在しており、ご予算・お財布に応じた形で少額から広告配信を行えるようになりました。

課金方法も、例えば「クリック課金(PPC)型」と呼ばれる課金方法では、実際に広告がクリック(タップ)されることで初めて費用が発生しますし、単純に表示回数で課金をする「インプレッション型」など、サービスによって様々です。

さらにクリックや表示回数の上限単価や、合計金額にも上限を設定できるため、限られた予算の範囲内で、少額からでもスタートすることができます。

※細かい料金体系については各サービスで異なりますので、ご注意ください。


②細かなターゲティングが可能

インターネットユーザーの年齢や性別といった属性や行動履歴などを利用して、特定の相手に対して特定の広告を表示することができるのも特徴です

このような事がどうして実現可能かと申しますと、ブラウザやアプリ内に存在する広告識別子(cookieを含む)を活用できるからとなるのですが、これにより、閲覧しているページやサービスから、その人の趣味や関心事を推測できる点に加え、会員データをお持ちの企業がユーザーの了解の上で、年齢・性別などの登録情報を個人の特定ができない状態にした上で広告サービスに利用しているからになります。

もちろん精度の問題などありますが、これらを駆使する事で特定の商品やサービスの販売やアプローチなど目的に沿った形を取ることができるため、突き詰めれば無駄を減らし、効率的な広告出稿をすることが可能となります。


③効果測定がしやすい

ターゲティングの仕組みと少し重なる点が出てきますが、インターネット利用時のログデータ等を活用することにより、広告の閲覧数やクリック数、広告を経由して商品が購入された回数や広告経由での販売額など、広告の効果測定に必要となる情報を取得することが可能です。

そのため、店舗と違い目にすることができないお客様が広告を経由して購入したかどうかも把握する事ができ、費用対効果がどうであったのかを含めて測定ができるため、トライ&エラーを繰り返し、着実に成果を上げていくといったことも可能になってきます。


④出稿中に内容変更が可能

TVCMや新聞、折込等を含め、他の広告カテゴリではクリエイティブの制作から実際に広告に反映するまでのリードタイムが掛かってきますし、一度、購入した枠のキャンセルや移動などが難しいため(出稿希望日から逆算し、1週間前などに完成品を納品する必要あり)、広告効果を検証し、何か改善点が見つかったとしても、出稿をしている最中ににクリエイティブの変更や配信条件を変更する事が困難です。

一方、インターネット広告の場合は、広告出稿期間中に広告効果を図ることはもちろんのこと、サービスによってはPCの画面を通して掲載期間やターゲット、ひいてはクリエイティブの変更が可能であり、変更したその日から変更内容が反映されますので、ユーザーの反応を見ながらのクリエイティブ改善からターゲット調整、ひいては出稿の一時停止など状況に応じた対応が可能です。


以上がインターネット広告の大きな特徴となりますが、皆様の中でもご存知の方がいらっしゃる通り、インターネット広告には更に例えば下記のような様々なジャンル、カテゴリのサービスが存在しています。

  • リスティング
  • ディスプレイ
  • インフィード
  • アドネットワーク
  • 純広告
  • DSP
  • SNS
  • アフィリエイト 

etc.

数も多く、また、カタカナやアルファベットの略字の物ばかりで何だこれはという方もいらっしゃると思いますが、それぞれ特徴や強みや弱み、利用にあたり注意が必要な点が存在しますので、私の次回以降のエントリーで詳しくご説明いたします。

非常に長文になりましたが、ここまでご覧いただいた皆様、今回はどうもありがとうございました。



シェア シェア
タミト

お問合せ